giriのブログ
2022年12月 5日 月曜日
脳下垂体と鼻呼吸《クラニオバイオ スタジオウーヌス》

(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/591045/)
こんにちはスタジオウーヌスのぎりです。
鼻呼吸が内分泌腺の中枢ー脳下垂体(内分泌腺の中枢)
や脳の活動をサポートします。
大事なことに気がつきました。
今日は、鼻呼吸と脳下垂体について書いてみます。

(https://visual-anatomy-data.net/kokkaku/MB5-01-41.html)
この図は、蝶形骨を前面(顔)からみた図です。
この方向からだと、蜂のようにも見えます。
蝶形骨は、4つの部分に分かれています。
(上の図に赤線を引きました)
大翼、蝶々の羽のような部位です。
小翼、大翼の上にある小さな翼
そして下方にある突起、翼状突起、
真ん中、胴体部分が、体(英語ではbody)です。

(https://www.barrowneuro.org/resource/about-the-pituitary-gland/)
この図には、体の一部が描かれています。
その真ん中に、蝶形骨洞があります。
蝶形骨内にある空間です。
骨の中にこんな空間があるのは不思議ではないですか?
蝶形骨洞は、副鼻腔の一つで、
風邪等で炎症を起こすと膿が溜まります。

(https://plaza.umin.ac.jp/mkitano/Overview.html)
蝶形骨のすぐ下は、鼻腔です。
蝶形骨洞には、小さな開口部があり、
鼻腔と通じています。
最初の図と2番目の図に、
蝶形骨洞口(緑色の下線)があります。

(https://funatoya.com/funatoka/anatomy/spalteholz/J1072.html)
この図では、
鼻腔の中での蝶形骨洞口の位置を示しています。
17の数字のついた緑色の線の引かれた所です。
鼻呼吸で、新鮮な空気が鼻腔に入ってくると、
蝶形骨洞にもその空気が入ってくるでしょう。
蝶形骨洞のすぐ上はトルコ鞍、
そしてトルコ鞍の中に、脳下垂体が納まっています。
蝶形骨洞は、脳下垂体のための
空気のクーラーボックスのように思えます。
鼻呼吸は、脳下垂体だけでなく、
脳全体にもフレッシュなエネルギーを送り込み、
脳が高温になるのを防ぎます。
鼻呼吸は、脳全体のエアコンシステムを
スイッチオンにすることのように見えます。
精密機械のある部屋が空調されていたりしますよね。
私たちの脳はまさに精密機械です。
口呼吸では、鼻腔に空気は入りません。

呼吸を観ることは、瞑想の基本です。
鼻呼吸が、私たちの生命活動の中心に関わる、
脳下垂体にフレッシュな空気を送り込み、
脳下垂体の働き、生命活動全体をサポートしていると
イメージして鼻呼吸をするといいでしょう。
同時に、腹呼吸をすると、
身体全体のエネルギーが行き渡るでしょう。
鼻呼吸を意識的に行い、
観ること(瞑想)が私たちの心身を整え、
健全な心身を創ります。
コロナ禍のため、多くの方が長時間、
マスクをつけて生活していると思います。
マスク着用は、鼻での呼吸を難しくします。
必要以上にマスクを着用せず、
鼻呼吸を意識してみてください。
ぎり自身口呼吸をします。
鼻呼吸の生理学的な意味を理解できたので、
鼻呼吸をより意識的に行います。
鼻呼吸に関して、
多くの歯科医がブログに書いています。
一つリンクを載せます。
参考にしてみてください。
口呼吸で集中力の低下、原因不明の体の不調などがでやすくなる(その1)
関連ブログ
脳下垂体、蝶形骨、トルコ鞍
脳下垂体〜内分泌腺の指令塔
内分泌腺・ホルモン
活力をもたらす内分泌腺へのセッション

12月17(土)&18(日)内側への旅〜表現ワークショップwithマルガ
セッション

クラニオバイオダイナミクスwithぎり
遠隔クラニオセッション
マルガのボディワーク
マルガの個人せッション
セッション・ワークショップのお問合せは
ここ(クリックしてください)
TEL.052ー833ー1623
最後まで読んでいただきありがとうごいざます。
寒い日が続きます。
お身体に気をつけてお過ごしください。
愛と感謝を込めて
ぎり
2022年12月 4日 日曜日
中性脂肪、コレステロール・・・・《スタジオウーヌス》


今朝のウーヌスの近くの隼人池です。
先日健康診断を受けました。
『中性脂肪、コレストロール値が高いです。
要注意です。』
お医者さんに言われました。
ショック!!
自分は、健康なもの と思っていました。
思い込みって怖いね〜!!
Dr.『油っこいもの、甘いものを食べ過ぎないように、
炭水化物に偏る食事にならないようにしてください。
適度な運動をしてください。』
Giri『このままにしておくとどうなりますか?』
Dr.『脳梗塞、心筋梗塞を起こす可能性があります。』
ガーン!!
この数年、同年代の友人、知人が何人も
心筋梗塞や脳梗塞になっています。
亡くなった人も・・・
確かにこの数年で、体重が数キロ増えています。
摂取量に比してカロリー消費していないということですね。
( 美味しいもの食べすぎ!!?)
代謝機能も歳と共に落ちているのでしょう。
早速、色々気をつけています。
ちょうど、朝の散歩を始めていたので、続けています。
食事も気をつけています。
友人からのサジェスチョンは、インナーマスルを鍛え、
代謝を良くする体幹トレーニング。
そのためドローイングという呼吸法を始めました。
自分の身体で実験です。
また報告をします。
気がついてよかったです。
中高年の方、
日々忙しく、ストレスの多い方
みなさん、気をつけてください。

12月17(土)&18(日)内側への旅〜表現ワークショップwithマルガ
セッション

クラニオバイオダイナミクスwithぎり
遠隔クラニオセッション
マルガのボディワーク
マルガの個人せッション
セッション・ワークショップのお問合せは
ここ(クリックしてください)
TEL.052ー833ー1623
最後まで読んでいただきありがとうごいざます。
寒い日が続きます。
お身体に気をつけてお過ごしください。
愛と感謝を込めて
ぎり
2022年12月 3日 土曜日
脳下垂体、蝶形骨、トルコ鞍・・・・《クラニオバイオ》
セッション・ワークショップのお問い合わせは
ここ(クリックしてください)

(https://www.ohsu.edu/brain-institute/understanding-pituitary-disorders)
こんにちはスタジオウーヌスのギリです。
脳下垂体、トルコ鞍、蝶形骨について
勉強をしています。
今日は、少しまとめてみます。
興味のある方、読み進めてください。
このイラストは、頭を真ん中から縦に切った図です。
脳下垂体(図では下垂体)が、
視床下部からぶら下がって
蝶形骨のトルコ鞍にすっかり収まっています。
これだけで、脳下垂体がいかに重要な臓器で、
大事にに守られているのがわかります。
もう少し、詳しく見ていきます。

(https://visual-anatomy-data.net/kokkaku/img/MB1-05-43-2.JPG)
この図は、上面、頭頂方向から蝶形骨を見た図です。
トルコ鞍(赤線がトルコ鞍を差しています)に守られ、
下垂体窩の上に脳下垂体は乗っています。
また別の図を示します。
トルコ鞍(下垂体窩)の真ん中を脳下垂体を含めて
上から切断した図です。

(https://www.barrowneuro.org/resource/about-the-pituitary-gland/)
わかりますか?
すっかり違う図なのでわかりづらいと思います。
前の図では、トルコ鞍は、
脳下垂体の前後下方にある鞍状の骨です。
側面には骨組織はありません。
脳下垂体の横には、鞍隔膜(硬膜)に護られた
海綿静脈洞(注1)があります。
鞍隔膜は、強い膜です。
脳下垂体を所定の場所に安定させます。
そして第一次呼吸の機能(注2)は、
脳下垂体を前後に心地よく揺らしています。
脳下垂体がいかに大事に守られているか、
伝えられたでしょうか?
そして私たち人間の生命体としての複雑さ、神秘を
感じていただけたら幸いです。
(注1)海綿静脈洞とは、海綿状の静脈洞です。
『静脈洞は脳の中を灌流してきた血液が、頭蓋から出ていく前に、最後に集まってくるところです。
別の言い方をすれば、頭蓋外へ出ていく血液の主な通り道(出口)とも言えます。』
(https://www.ne.jp/asahi/kobayashi/children-clinic/sinus_thrombosis.htm)
海綿静脈洞の中には、幾つもの脳神経(上顎神経を除いて全て目と関係)と内頸動脈が走っています。
( 注2) 蝶形骨の第一次呼吸による動きは、下記のビデオを見てください。
Life in motion by CCST
関連ブログ
脳下垂体〜内分泌腺の指令塔
内分泌腺・ホルモン
活力をもたらす内分泌腺へのセッション

12月17(土)&18(日)内側への旅〜表現ワークショップwithマルガ
セッション

クラニオバイオダイナミクスwithぎり
遠隔クラニオセッション
マルガのボディワーク
マルガの個人せッション
セッション・ワークショップのお問合せは
ここ(クリックしてください)
TEL.052ー833ー1623
最後まで読んでいただきありがとうごいざます。
寒くなりました。
お身体に気をつけてお過ごしください。
愛と感謝を込めて
ぎり
2022年11月26日 土曜日
活力をもたらす内分泌腺へのセッション《脳下垂体 副腎皮質》
視床下部ー脳下垂体ー副腎系(HPA軸)
〜生命活動の中心に関わる〜
今日は、私たちの生命活動の中心に深く関わる
内分泌腺の働き、視床下部ー脳下垂体ー副腎系
とそのセッションについて書いてみます。

(https://ja.wikipedia.org/wiki/視床下部-下垂体-副腎系)
視床下部、脳下垂体、副腎は、一体になって、
私たちの生命活動の中心〜エネルギー代謝、
免疫、ストレス反応、摂食、感情、睡眠、性行動、等
〜を司っています。
これを視床下部ー脳下垂体ー副腎系と呼びます。
セッション・ワークショップのお問合せは
ここ(クリックしてください。問い合わせフォームが出てきます)
TEL052ー833ー1623

(https://ja.wikipedia.org/wiki/視床下部-下垂体-副腎系)
視床下部ー脳下垂体ー副腎系は、
英語の頭文字をとって、HPA軸とも言います。
視床下部は、
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンを放出し、
下垂体が吸収し、副腎皮質刺激ホルモンを放出します。
副腎皮質は、コルチゾールを産出し、
脳下垂体や視床下部は、コルチゾールの
フィードバックを受け取り、
必要なホルモンを放出します。
この循環の中で、その時その時、必要なホルモンが、
私たちの身体に、満たされます。
副腎・脳下垂体のセッション
HPA軸を活性化させるセッションを紹介します。

セッションギバーは、クライアントの横に座り、
片手を背中の下、副腎の位置に置きます。
そしてもう一方の手の指を眉間に置きます。
眉間の奥には、脳下垂体、視床下部、
松果体、第3脳室等が位置します。
ぎりが先日の大阪でのトレーニングで最初に受けた時、
とてもエネルギーに満ちているのに驚きました。
いつもは、食事をしてホテルに帰りると、
午後9時前後で、入浴等をして、
すぐに爆睡だったのですが、
この日は、ちょうど必要だったウーヌスの仕事を
深夜まで集中して行いました。
経験的には、活力を目覚めさせ、
身体の中心軸が定まります。
『深く身体に根差し、寛いでいて、今ここにいます。』
施術後、こんなフィードバックをしてくれた
クライアントさんもいました。
ホルモン分泌を促すので
更年期障害の方にもお勧めです。
HPA軸のホルモン
視床下部、脳下垂体、副腎から産出するホルモンを
下にまとめます。
生命活動の多くに関わっていることが理解できます。
視床下部
✳︎性腺ホルモン放出ホルモン
✳︎甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン
✳︎成長ホルモン放出ホルモン
✳︎副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン
✳︎ドーパミン ー 快感、多幸感、意欲、学習に関わる
✳︎抗利尿ホルモン ー 血管収縮、腎臓での水分再吸収の促進
✳︎オキシトシン(視床下部で生成、下垂体で放出)ー愛情、信頼、人間関係に関わる
脳下垂体
✳︎ドーパミン ー 快感、多幸感、意欲、学習に関わる
✳︎オキシトシン ー 愛情、信頼、人間関係に関与
✳︎エンドルフィン ー 多幸感、脳内麻薬と呼ばれる、ランナーズハイ
✳︎プロラクチン ー 乳腺の分泌及び成熟の促進
✳︎甲状腺刺激ホルモン ー チロキシンの分泌促進
✳︎副腎皮質刺激ホルモン ー グルココルチコイド等の分泌促進
✳︎濾胞(ろほう)刺激ホルモン ー 卵巣、精巣の成熟促進
✳︎成長ホルモン ー 骨、筋肉等の成長促進
✳︎子宮収縮ホルモン ー 子宮筋の収縮、乳汁放出の促進
副腎
✳︎アドレナリン ー 交感神経の刺激、グリコーゲンの糖化
✳︎コルチゾール ー 抗ストレスホルモン、ストレスに対応
関連ブログ
脳下垂体〜内分泌腺の指令塔
内分泌腺・ホルモン

12月17(土)&18(日)内側への旅〜表現ワークショップwithマルガ
セッション

クラニオバイオダイナミクスwithぎり
遠隔クラニオセッション
マルガのボディワーク
マルガの個人せッション
セッション・ワークショップのお問合せは
ここ(クリックしてください)
最後まで読んでいただきありがとうごいざます。
紅葉の頃、深まりゆく秋を楽しんでください

深まりゆく秋
お楽しみください。
愛と感謝を込めて
ぎり
2022年11月24日 木曜日
平和公園暮らしの森@名古屋《スタジオウーヌス》


平和公園暮らしの森
先日、友人に誘われて、平和公園を散歩しました。
平和公園の中にある暮らしの森、
それほど広くはないのですが、
中に、池や田んぼ、畑、炭焼き窯・・・


キチョウ



森の中に、いくつもの散策路があり、
里山の自然がそのまま残っています。
長い間、名古屋に住んでいて、
こんな近くに、森があるって知らなかった。
パリのブローニュの森を思い出しました。
名古屋の人、知ってましたか?
地下鉄の駅は、東山公園です。
お勧めです。
人生、知らなかったこと
体験してないこと
色々ごろごろ転がっているのだと思います。
ちょっと自分の枠を外して
好奇心や勇気を持って
初めてのことも体験してみたいですね。
セッション・ワークショップのお問い合わせは
ここ(クリックしてください)
TEL.052ー833ー1623


12月17(土)&18(日)内側への旅〜表現ワークショップwithマルガ
セッション

クラニオバイオダイナミクスwithぎり
遠隔クラニオセッション
マルガのボディワーク
マルガの個人せッション
最後まで読んでいただきありがとうごいざます。
紅葉の頃、深まりゆく秋を楽しんでください
