サロン日記

2015年4月28日 火曜日

GIRI MARUTA絵画展「響きあう生命」の感想をいただきました





昨夜、高倉健、田中裕子主演の「ホタル」をパートナーのマルガと一緒にビデオで観ました。
健さんが、特攻隊員の生き残りを演じています。
不治の病を持つ妻に田中裕子、
戦争という狂気、暴力、
その理不尽な世界の中で生きる痛み、苦しみ、
それをすべて引き受けて生きる男の姿
女の姿
生きることの哀しみ、喜び、
喜びや哀しみをも含みこんで流れる生命(いのち)の流れ、
健さんのカッコよさ
そんな男を包み込んで生きる田中裕子演じる妻の女の愛の形・・・・
今朝は、昨夜の映画を思い出し、一寸センチで、ウルウルしながらのベランダモーニングでした。

3月に行った個展の参観記をMさんから頂きました。
Mさんは、10数年前、ウーヌスのマンションを紹介してくれた不動産屋さんにお勤めでした。
ハイエストプロテクションのペンダントを朝つける時に、こんな条件のマンションが必要です。
と天に呼びかけました。
すっかり、その通りのマンション。
あまりに簡単に理想のマンションがでてきたので、もっといい物件があるに違いないとのんびりしていたら、Mさんか「丸田さんの条件に会うマンションは、他にありませんから、早く決めてください。ほかの人が取ってしまいますから・・・」とお電話をいただきました。
そんなご縁から親しくさせていただいております。
ぼくにとって恩人です。

今回、久しぶりにお会いしました。
Mさんに了解していただいて、シェアさせていただきます。




Banyantree

平成27年4月
Giri Maruta絵画展参観記風に

 今回、丸田氏の絵画の鑑賞に出かけようと思ったのは、案内状の裏面にあった絵の実物をを是非直接見てみたいという衝動に駆られたからである。
この絵のスピリチュアルなイメージを是非自分の眼で確かめてみたいと強く思ったからである。
実際にこの期待は裏切られなかった。
深い緑の森の中で心地よい光と風に包まれ、肉体を離れた魂が瞑想をし、穏やかな状態でいるイメージがしっかり伝わって来ると同時に、見る者をもその絵の中に誘ってしまう、そんな作品[Banyantree:バンヤン樹]であった。

私のような素人には絵の技術や技法についてのコメントは全く為し得るものではないが、木や緑の構図、配色、一様ではない光の射し加減、爽やかな清浄な空気感など巧みなものを感じた。
このような巧みさは同時に掲げられていた丸田氏の他の絵画に共通している。 
丸田氏の今回の絵の主題ないし真髄は『生命』の表現にある(と感じた)。
『生命』は輝きであるが、その現れ方は真に多様である。
穏やかで和んだ状態、一瞬の強い輝き、情熱や情念で燃え滾った状態、破壊的な鋭い表出(神道の神様の荒魂の発現の印象)等々様々であり、今回の展示された絵にはそれらが巧みに描かれている。特に光の表現を介して。




Forest in Ashrum



Journey into unknown



Door to mystery


光といえば、印象派の表現を思い浮かべるが、それは緯度の高い地方の柔らかで穏やかな光のイメージが強い。
これに対し、丸田氏の光はより多様であり、森林の中の光であっても
丸田氏の場合、緯度の低いインドのやや強い日差しを前提とした光であるし、また別の作品では、生命の営みの一瞬の激しい煌きであったり、情熱的な熱い光であったりもする(今回の出品作品では、Banyantree、Forest in Ashrum:アシュラムの森、Journey into Unknown、Door to Mysteryなど)。
かかる処が丸田氏の絵の特徴であり、魅力の一つである。

 

Yellow swan

このようにして丸田氏の作品を感慨深く鑑賞させて頂いたのであるが、『Yellow Swan』を私の手元に置くことになった。
この作品には、圧倒的に濃い暖色を背景に、中間を黄から緑、前面を白という形で彩色が施されている。
濃い暖色は熱さ、黄から緑は豊かな森、白は波飛沫と光の輝きを感じさせる。
そして、それらは渾然一体となって、カラフルな原色的な迫力ある色彩と共に不思議な調和を醸し出している。
又、この作品には、鳥や魚などの生き物が一面に多数描かれている。
だが、それは描こうとして描いたものではない。丸田氏の独特の方法で彩色がなされた後、その中からそれらの生き物たちを見つけ出すという形で描かれたものである。
この様に表現されたこの作品からは、恰も無から有(生命)が誕生し、莫大なエネルギーと共にこの世に色彩が溢れ出して間もない頃をイメージさせられる。
そしてその濃い原色的な色使いは決してグロテスクな印象を与えるものではなく、清潔感すら感じ得る。
その為か私は当初この絵を見て、綺麗と感じ、臨死体験をした方がよく見るという彼岸をイメージしたが、彼岸はお花畑であり、この絵とは異なる。
この絵は、現世の豊穣な生命のエネルギッシュな様子をそのまま炙り出した作品である。
そして、描かずに多くの生命を見つけ出したというところが、この作品の最も優れた処であると考える。
この世に生命があり、色彩があるということ自体が奇跡であり、その奇跡を(小賢しい知恵や知識ではなく)素直に受け止め真摯にキャンパスに表現できていること、そのことを絵を鑑賞する者に感動的に伝え得ていること、これがこの絵の真髄である。
更に、この絵は、混沌としたカオスの状態のところに中心部にいる黄色い鳥が秩序(コスモス)を齎そうとしている処を描いた作品であると見ることもできる。⦅これからここにいる生き物たちは調和のある平和な世界で暮らすことになるのであろう。⦆この黄色い鳥は、広く言えば明るく活気に満ちた幸福を、狭く言えば、金銭的、財産的満足を齎す象徴的な存在である。
豊かで豊穣な生命で活気に溢れ、しかし調和もある穏やかな日常、その様な状態を作者は意識的・無意識的に絵やスピリチュアルな世界で表現ないし、設計されているのかもしれない。
なお、丸田氏は無邪気に楽しみながら、この絵の中から多様な生き物を見つけ出すことができたと仰っていた。
これも亦、この作品の魅力の源泉の一つである。

丸田さん今日はお疲れ様。有難うございました。  M 記


Mさんありがとうございました。
僕が、意識していない作品のもつ美について書いていただいてとても嬉しく思います。 giri

今回展示したほかの作品も何点か紹介させていただきます。















ギリのアートサイト  Art of light

最後まで読んでいただいてありがとうございます。 giri

投稿者 Banyan tree | コメント(0)

コメントする

名前:

メールアドレス:

コメント:

カレンダー

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31