giriのブログ
2017年3月21日 火曜日
安全、安心とは①~「身体はトラウマを記憶する」を読んで・・・

「身体はトラウマを記憶する」という本を読みました。
トラウマ理論、セラピーの集大成された大著です。
読み応えがあります。
私たち多かれ少なかれ、トラウマを持っています。
幼児期のもの、大人になってからのものもあります。
トラウマは、今も解消されていない心身の傷、
無意識に追いやられている体験もあります。
それを意識に上げることは、あまりにも辛いからです。
その傷は、エネルギー的な負荷を持っています。
そして私たちの生命エネルギーを使って生きています。
もう忘れられた心の傷もそれが開かれ、癒されない限り、私たちの全体的な心身の健康を阻みます。
人生を阻害します。
もう少し具体的に書くと
その傷に触れないようにするため
身を固くして生活をします。
緊張しています。
そのために人との出会いを失ったり
親密な人間関係を築けなかったりします。
仕事を失ったり
それが病気になって現れたりするかも知れません。
押え込んでいる怒りが突然爆発するかもしれません。
思い当たることありますか?
ご自身や友人、知人の方に・・・・
自分自身の心の傷、トラウマを開いていくには、安心・安全と感じられる環境
人間関係が必要です。
安心できないと
安心できる人でないと
心の奥を開くことはできないですよね。
安心できる生活があって
自分を自分自身に開くことができます。
あなたにとって安心は、どんなことですか?
僕にとっては
歓びのある生活、仕事
生活を維持できる収入
心を開けるパートナー
安全な住居
こうやって書いてみて
これって生活の基礎
基地、ベース そんな感じがします。
それがあって 成長ができる
新しい仕事、人生の方向にチャレンジできる
そんな感じがします。
それと同時に、内側の安心、安全が必要ですね。
心が安定していること
自分の中の癒されていないもの
まだ開いていないものを開くこと
その中で、安心、安全がより強くなります。
別の言葉でいうと、トラウマは、今も生きている(影響している)過去のイベントです。
過去の出来事、それが今心身に負荷になっているエネルギーが現在に影響すること
今、ここに生きる能力が強くなればなるほど、安心、安全が強まる とも言えますね。
その逆もそうですね。
今日は、1つの出来事がありました。
日本で7月にするアクアフローティングと
ボディアウェアネのワークショップの方向が決まったことです。
インドに今いるシッダとマルガとギリでスカイプミーティング
「気持ちが動く所でやろうよ。」
決めかねていたことをその一言がきめました。
簡単、
単純
LIFE IS SIMPLE
本当は、生は、とても単純なこと
エネルギーが動くこと
気持ちが動くこと
歓びが生まれること
それに従えばいいだけです。
安心、安全ということは、そういうことでもあるようです。
起こることに身を任すことができる時、存在に護られている という安心感が生まれます。
信頼ですね。
生に対する信頼
人との関係の中で、私たちは、生への信頼を学ぶのだと思います。
続きをまた書きたいと思います。
人間にとって安全とは、何か?ーポリヴェーガル理論
(安全というテーマで以前書いた論文です)
あなたの安全、安心と出会う
4月8(土)/9(日)パス・オブ・ライフ(旧ボディワーク講習会)参加者募集
安全・安心とは②
投稿者 Banyan tree | コメント(0)
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