giriのブログ

2017年3月27日 月曜日

母子関係&社会神経系~安全・安心とは⑥《トラウマ ヒーリング 名古屋》




安全・安心ということを考える時、
どうしても母子関係に戻る必要があります。

私たちは、母親の胎内に抱かれて一つの細胞から人間になり、
出産後は、母の胸に抱かれて成長します。

私たちは、母親との安定した関係の中で、安全に感じ、
安心します。

ここで安心、安全と感じることができることは
この地に対して、自らの生に対して安心できることです。

しかし、私たちのほとんどは、何らかのトラウマを母子関係、
親子関係の中に持ちます。

それも含めて私たちは、学ぶ必要があって生まれてきている
のだと思います。

母子関係を考えるのに大きなヒントになるのが、
社会神経系という言葉とポリヴェーガル理論です。

アメリカの脳神経学者のポージェスが、ポリヴェーガル理論
(多層迷走神経説)という新しい神経理論を提唱しました。

自律神経を、従来の交感神経、副交感神経に、社会神経という
新しい神経系を加えて考え直しました。
名前の通り、人と関わり、社会関係を築くための神経系です。

簡単に書きます。

赤ちゃんは、生まれてきて、母親と関係を持つのに
笑ったり、泣いたり、叫んだり、色んな表情を作り、
母親とのコミュニケートをします。


それには、顔面神経、舌咽神経、三叉神経、迷走神経、
副神経、迷走神経を使います。




これらの神経は、他の神経とは、異なり、神経線維に鞘(ミエリン鞘)
がついていて護られています。
そして、とても早く情報が伝わります。
哺乳類からミエリン鞘が生まれます。
人間も含めて哺乳類の生存に大事な神経ということです。

赤ちゃんが生存するために母親との間の行動を司る神経です。
ポージェスは、これらを社会神経と名付けました。

この神経系を使って私たちは、人々と交流します。
幼少期に築いた母親との関係が、成長して社会の中で生きていく
基礎になります。
安定した母子関係は、私たちが健やかに成長する基盤です。

迷走神経は、心臓や肺にも伝わっています。



そしてこれらの社会神経と言われる5つの脳神経は、
脳幹の近くの場所から出ています。
神経の起点である2つの神経核(孤束核と疑核)は、繋がっていて
腹側迷走神経複合体と呼ばれます。

そこで、情報が交流し、相互作用が起こります。

つまり、愛情のこもった交流、笑顔や声を出したり
歌ったりすることは、心臓や肺に影響します。

心拍が穏やかになったり、呼吸が深くなったりします。

人との交流、愛が交流すると、身体も落ち着き、健康になります。

興味深いですよね。

健全な人間関係が、身体の健康にもつながります。
愛こそが健康の源です。

愛によって生を受け、
愛によって育まれ
そして、充分受け取れなかった愛を求め
それを回復する
人生は、そんなものでしょうか?


では、健全な母子関係、親子関係が育まれなかったとき
何が起こるのか?

続き(安全・安心とは⑦)

関連ブログ
安全、安心とは①~「身体はトラウマを記憶する」を読んで・・・

論文
人間にとって安全とは何か?-ポリヴェーガル理論

個人セッション
心身の深い癒し
クラニオセイクラル・バイオダイナミクス

魂の目的を知る
覚醒のフィ―ルド

ワークショップ
安心・安全なスペースを学ぶ
4月8(土)/9(日)パス・オブ・ライフ(旧ボディワーク講習会)





投稿者 Banyan tree | コメント(0)

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