giriのブログ

2018年1月13日 土曜日

迷走神経のヒーリングパワー&エクササイズ~ACCESING HEALING POWER of the VEGUS NERVEから《ポリヴェーガル理論》




Accessing Healing Power of Vagus Nerve
by Stanley Rosenberg 

(迷走神経のヒーリングパワーに繋がる)
という本を読みました。

(目を通したという程度の読み方ですが・・・)

昨日、著者から部分的な翻訳と著作に使われている

写真等の図柄の使用の許可をもらいました。

今日は、迷走神経、ポリヴェーガル理論についての

簡単な説明と基本エクササイズを紹介します。

このエクササイズ、僕もやってみたのですが、

とても簡単で、すごくいいよ。

呼吸が深まり、
寛ぐ、首が楽になる、

今、ここに戻してくれる。


是非やってみて下さい。

著者は、Stanley Rosenbergというデンマークに

住むアメリカ人で、クラニオセイクラルの

プラクティショナ―であり、自らのスクールを持つ

教師でもあります。

スタンレイは、2003年に、ポリヴェーガル理論(多層迷走神経説)

の提唱者、ポージェスに出会い、

それ以来、ポリヴェーガル理論を取り入れたボディワーク

を創造して、教えています。

ポリヴェーガル理論は、人間理解、生理、心理

関して、全く新しい視点を提示します。

現在、医療、セラピー、ヒーリングの領域に急速に

取り入れられている新しい人間理解とヒーリングの最先端です。

自閉症等の病気の治療にも目覚ましい成果が上がっています。

ポージェスの本が、難解であったのに比べ、

本書は、きわめてわかり易く、

かつ実践的で、私たちが手軽に感情や生理のセ
ルフケアができる

ガイドブック的な手引書にもなっています。

今日の主題であるエクササイズに入る前に、


すこしだけ迷走神経について触れます。

体中のほとんどの内臓に繋がって私たちの健康に

大きな役割をはたしている副交感神経と

一般的には理解されています。





ちょっと難しそうな図ですね。

これは、脳幹(後頭部にあります)の図です。


ポリヴェーガル理論は、迷走神経を二つの種類に

分けました。


一つは、今まで理解されていた副交感神経として

の迷走神経


右下にある迷走神経背側核が、副交感神経としての

迷走神経の起点です。

もう一つが、社会神経としての迷走神経。

図では、左下の疑核とあるのが迷走神経腹側核、

社会神経としての迷走神経(腹側迷走神経)の起点です。


社会神経とは、ポージェスが提唱したコンセプトです。

腹側迷走神経とともに、他の4つの脳神経、

すなわち、三叉神経、顔面神経、舌咽神経、副神経を

総称して、社会神経と呼びます。

詳しくは、ポリヴェーガル理論~人間にとって安全とは何か?

を読んでください。

声を出したり、聴いたり、食べたり、表情を作ったりする


人間関係に関わる神経系です。

社会神経系が、健全に機能していると、生理的、感情的にも

健全で、円滑な人間関係、社会活動が生まれます。




                      図1

これが、副交感神経として背側迷走神経が、

届く領域です。

消化器、心臓、肺、気管支の機能に関わっています。



                     図2
こちらは、腹側迷走神経の関わる領域です。

心臓、肺、気管支には、背側迷走神経からも、

腹側迷走神経からも神経が届いています。

そして顔にも繋がっています。

迷走神経は、他の社会神経と一体となって機能しており、

それらの神経とつながって顔面にも影響が及びます。

社会神経が、活発に働いていると、生理的に健康で、

心理的にも健全に私たちは、生きることができます。

腹側迷走神経は、その社会神経系の中核、

腹側迷走神経の機能を活発にすることで、

様々な病気の回復、感情的な健全さを

保つことができます。

それがとても簡単なエクササイズでできるので、

紹介します。

スタンレイが提唱している
ベーシックエクササイズです。

ベーシックエクササイズは、頸椎1番と2番を正常な

位置に戻し、首や背骨全体のの可動性を向上させ、

脳幹への血液の流れの上昇、

腹側迷走神経、社会神経系全体の活性化をもたらす

ものです。

簡単ですので、是非ご自身でやってみてください。



                            図3
指を交差させて掌を頭の後ろに置きます。


                         図4
頭の後ろに手を組みます。

組んだ指の上で、頭が、心地よく置かれます。

頭の骨の固さを指に感じます。

そして指の骨を頭の後ろで感じてください。


                         図5
そして首は動かさないで、目だけ右に動かします。

無理なく動かせる範囲まで目を動かして右側を

見ます。


そこで止って待ちます。

30~60秒後にあくびやつばを飲み込むとか溜息がでます。

これは、あなたの自律神経が、リラックスしたしるしです。

そして目を真ん中に戻し、静かにします。


                        図6
今度は、同じように、左側に

あくびや溜息が出たら、目を真ん中に戻します。

これで、ベーシックエクササイズ終了です。

(初めてでもし、要領を得なかったら、

何回かしてみて下さい。)

手を放し、座るか立ち上がりましょう。

何が起こったか、感じてみてください。

首は、動きやすくなりましたか?

呼吸は変わりましたか?

気分的にはどうですか?

さて、このエクササイズの背景について書きます。


                        図7

後頭下筋の図です。

目を動かすとこの後頭下筋が動きます。

図で描かれている複数の筋肉です。

後頭下筋の動きが、第1頸椎(環椎)と第2頸椎(軸椎)を

動かし、緊張が取れ、頸椎1番と2番は、本来の位置に戻ります。

(頸椎1番指をあて、眼球を動かしてみると、頸椎1番の動きを

感じることができます。)



                         図8

第1頸椎と第2頸椎が本来の位置に戻ると椎骨動脈のねじれや

圧迫が解放され、血液が脳幹に多く流れます。

すると、腹側迷走神経核に、多くの血液が供給され、

腹側迷走神経、社会神経系が活発に活動します。

腹側迷走神経の活動により、背側迷走神経(副交感神経)

の活性化からくるショックやフリーズや様々な症状・・・

交感神経系の活性化による興奮やストレスから

より健全な心身の状態への回復が起こります。

スタンレイは、不快な思考が、頸椎1番をねじれさせる と、

自らがクライアント役になり、不快なことを頭に浮かべて

頸椎1番がねじれるプロセスをレポートしています。

(本人の自覚では、環椎が45度正常な位置から曲がった

と感じたそうです。医学的には、ありえないことです。)

頸椎1番がねじれると、椎骨動脈を圧迫して、

脳幹への血液の流入が減少します。

彼自身、呼吸が変わり、顔が色を失い、

平常に戻るためには、ベーシックエクササイズとは

違うテクニックもセラピスト役に、

何度かしてもらう必要があったと述べています。

気分は、簡単に変わりますよね。

数分前まで、とてもご機嫌だったのが、ちょっとした出来事で、

落ち込んだり、腹を立てたり、絶望したり、

フリーズしたり、

その変化の速さに驚くことがあります。

あなたはどうですか?

身体的には、こんなことが起こっているわけです。

驚きです。

と同時に、納得。


(図1~7は、ACCESING HEALLING POWER of 

the VAGUS NERVE からです。)

ポリヴェーガル理論~人間にとって安全とは何か?

読みやすい論文です。

読んでみてください。

今日のブログわかり易かったですか?

エクササイズした方、どんなことが起こったか教えてください。

近々名古屋で、ポリヴェーガル理論のお話とエクササイズをする

集まりを持とうと思います。

興味のある方は、ご連絡ください。

地方の方も興味のある方、ご連絡ください。

また続きを書きます。

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最後まで読んでいただいてありがとうございます❤




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