giriのブログ

2019年3月 1日 金曜日

母のこと《生と死 クラニオ 名古屋》

母のこと

母は、今年94歳。

10年以上前に、生まれ、育った関西の老人ホームに入居した。

兄嫁とは、暮らしたくない。

次男(ギリ)は、海外で生活したり、あてにできない。

二人の子供のいる名古屋から関西の老人ホームへ。

二人の子供は、母の決断に、唖然としていた。

思い切りのいい人で

自分のことは、自分で決める

そんな凛としたところのある人だと

年老いた母の生き様を観ていてよくわかる。


海外にいる孫から送られるひ孫の動画を見るのが楽しみで、

数年前からスマホでラインを始めた。

老人ホームに入ってからは始めた水彩画も、

この数年上達している。

足腰こそ衰えが見えるものの、頭脳明晰、

このまま100まで生きるもの と思っていた。

そんな母が、体調を壊した。

「呼吸が苦しい。」

検査をすると肺と胸膜の間に水が溜まって、肺を圧迫している。

それで呼吸が苦しい。

1月になって入院した。

いのちの先行きが定かでない

自分の母親が、それ程遠くないうちに死ぬことは、

もちろん知っている。

頭の中では、理解していた。

それが、目の前に来ると、

ひどく動揺する。

自分自身の存在の深い所がぐらつく。

様々なことが手がつかない。

できることは、できるだけ、多くの時間を母と過ごすこと

と思い、昨秋から、頻繁に老人ホームや病院に通っている。

ぼくは、母に、クラニオと

ヒーリングサークルのセッションを続ける。


医療としての治療に色々な選択肢がある。

延命治療は、しない。

という母の考えは、ハッキリしている。

ところが、現実に向き合って、どこまでが、

医療行為で、どこからが延命治療と考えるのかは、

その線引きは、とても難しい。

幸い というか、 奇跡的に

担当医が、母が親しくしている同窓生の息子さん。


何かと親身になってケアをしていただいている。

弱気になる母に

「丸田さんには、長生きしてもらわないという人が何人もいますから、

私の母もそうですし、うちの嫁も丸田さんのファんですから・・・」

と励ましてくれる。

ロンドンにいる孫(僕の姪)から

1歳と3歳のひ孫の動画が送られてくる・・・

「返事来なくても、おばあちゃんの既読が

付くだけで嬉しいから」と、書かれている・・・

こんな優しさが、何よりも母を励ます。

いのちは、こんなふうにつながっているんだなあ 

とつくづく感じる。

小さいことの重なり合い

家族、友人、医療現場や様々な場で関わる人との関係

食べること、見ること

そんな重層な関わりあいの中で、

生きようとする気持ちが生まれる。



幸い、この2週間ほどで、随分回復した。

「いつ死んでもいいんだから・・・」

と言っていた母が

「早く、退院したい。老人ホームの自分の部屋に戻りたい。」

と言って、リハビリに頑張りだす。

幸い、とても気持ちの優しい、

若い女性の理学療法士が、母の担当をしてくれている。

少し前は、苦しいからリハビリしたくない 

と言っていたから随分違う。

母の最期の時期と付き合いながら

いのちについて教えられている。





心身の深い癒し

クラニオセイクラル・バイオダイナミクスセッション


















投稿者 Banyan tree | コメント(0)

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