giriのブログ
2022年12月 3日 土曜日
脳下垂体、蝶形骨、トルコ鞍・・・・《クラニオバイオ》
セッション・ワークショップのお問い合わせは
ここ(クリックしてください)

(https://www.ohsu.edu/brain-institute/understanding-pituitary-disorders)
こんにちはスタジオウーヌスのギリです。
脳下垂体、トルコ鞍、蝶形骨について
勉強をしています。
今日は、少しまとめてみます。
興味のある方、読み進めてください。
このイラストは、頭を真ん中から縦に切った図です。
脳下垂体(図では下垂体)が、
視床下部からぶら下がって
蝶形骨のトルコ鞍にすっかり収まっています。
これだけで、脳下垂体がいかに重要な臓器で、
大事にに守られているのがわかります。
もう少し、詳しく見ていきます。

(https://visual-anatomy-data.net/kokkaku/img/MB1-05-43-2.JPG)
この図は、上面、頭頂方向から蝶形骨を見た図です。
トルコ鞍(赤線がトルコ鞍を差しています)に守られ、
下垂体窩の上に脳下垂体は乗っています。
また別の図を示します。
トルコ鞍(下垂体窩)の真ん中を脳下垂体を含めて
上から切断した図です。

(https://www.barrowneuro.org/resource/about-the-pituitary-gland/)
わかりますか?
すっかり違う図なのでわかりづらいと思います。
前の図では、トルコ鞍は、
脳下垂体の前後下方にある鞍状の骨です。
側面には骨組織はありません。
脳下垂体の横には、鞍隔膜(硬膜)に護られた
海綿静脈洞(注1)があります。
鞍隔膜は、強い膜です。
脳下垂体を所定の場所に安定させます。
そして第一次呼吸の機能(注2)は、
脳下垂体を前後に心地よく揺らしています。
脳下垂体がいかに大事に守られているか、
伝えられたでしょうか?
そして私たち人間の生命体としての複雑さ、神秘を
感じていただけたら幸いです。
(注1)海綿静脈洞とは、海綿状の静脈洞です。
『静脈洞は脳の中を灌流してきた血液が、頭蓋から出ていく前に、最後に集まってくるところです。
別の言い方をすれば、頭蓋外へ出ていく血液の主な通り道(出口)とも言えます。』
(https://www.ne.jp/asahi/kobayashi/children-clinic/sinus_thrombosis.htm)
海綿静脈洞の中には、幾つもの脳神経(上顎神経を除いて全て目と関係)と内頸動脈が走っています。
( 注2) 蝶形骨の第一次呼吸による動きは、下記のビデオを見てください。
Life in motion by CCST
関連ブログ
脳下垂体〜内分泌腺の指令塔
内分泌腺・ホルモン
活力をもたらす内分泌腺へのセッション

12月17(土)&18(日)内側への旅〜表現ワークショップwithマルガ
セッション

クラニオバイオダイナミクスwithぎり
遠隔クラニオセッション
マルガのボディワーク
マルガの個人せッション
セッション・ワークショップのお問合せは
ここ(クリックしてください)
TEL.052ー833ー1623
最後まで読んでいただきありがとうごいざます。
寒くなりました。
お身体に気をつけてお過ごしください。
愛と感謝を込めて
ぎり
投稿者 Banyan tree | コメント(0)
コメントする